<チュニジア(テュニジア)料理>サンドイッチでもおなじみ、ハリーサ共々、辛い物の代表?!
レストランに行くと、前菜のコーナーに大抵含まれているのがコレです。サラダは大抵、これか「サラダ・チュニジアン」。サラダ・チュニジアンとは、チュニジア(テュニジア)に限らずどこにでもあるような気がしますが、基本的には、ピーマン・タマネギ・トマトが生のままみじん切りになって、2色のオリーブ・ゆで卵(・ツナ)が乗っかったもの。季節によって、また店によって、ベスビース(セロリみたいな味、ウイキョウ/フェンネル)がトマトなどの代わりに入ったりします。味付けはオリーブ油とレモン汁・胡椒などで作ったドレッシングが絡んで、さっぱりしたものになっています。
さて、サラダ・メシュウィーヤですが、見た目がドロっとしているので、何物なのか分かりにくいのです。そのため、サンドイッチにも、何気なく入れてしまって後悔する人もいるようです。辛い物が苦手な人は気を付けましょう。色は緑。ピーマンの色です。ピーマンの種も見えます。
けれどご注意! このピーマン、もちろん日本のピーマンとは違います。辛ピーマン(フィルフィル・ハーッル)なのです。ハリーサが赤い辛ピーマンを使うのに対して、こちらは緑の方を使います。
作り方は、これもはっきり覚えてなくて申し訳ないのですけど、辛ピーマンとその他の野菜(これを忘れた)を潰します。ごますりなんかでゴリゴリするのです。こちらでは、金属で打ちつけて叩きつぶすようですので、ガンガンガンと音が響いてきたら「あ、メシュウィーヤを作ってるな」と分かるのです。
ドロっとしてるのは、潰すからだけではありません。たっぷりのオリーブ油を浸かって焼きます。サラダ・メシュウィーヤを訳すと「焼きサラダ」になりますから。
こうしてドロドロができあがると、あとは盛りつけだけ。ゆで卵と2色のオリーブが飾られます。
辛いんですけど、パンのお供にはなかなかです。だからサンドイッチの「調味料」としても使われるんですね。でも、私は、サンドイッチにハリーサを入れても、メシュウィーヤは入れません。だって、こっちの方が辛いと思うんですもの。
チュニジア(テュニジア)のナツメヤシは結構有名らしい。
どうして「らしい」かと言うと、去年シリアから遊びに来た友達が、大家に「チュニジア(テュニジア)と言ったらナツメヤシよね。お土産に買ってきて」と言われたと教えてくれたからです。もちろんシリアにだってオアシスはあるんだから、ナツメヤシはあるでしょう。でも、チュニジアのがいいらしいのです。
「そう言われてみると、モロッコで食べたのよりおいしいかなー」と思ったりしてたんですけど、まだまだ甘かったです。今日、「森で採れたものだよ」と大家がくれたのがですね、やめられないんですもん! 大家のお母さんの実家のある南部のオアシスの、しかも畑じゃないとこから採れたものとあっては、・・・食べて納得、でした。
べたつかない、そして程良い甘さ。枝から取ってムシャムシャ・・・、食感は、グミより堅めで食べ応えもあります。実がなくなったらしばらく種を転がしたりして・・・。
この間大家が「新物だよ」と言ってくれたやつは、確かにおいしかったんですけど、甘すぎたし指にべたべたくっついて食べにくかったんです。けど、うーん。私はナツメヤシは「干涸らびてそうな物の方がおいしい」という事実を知ってしまいました。やわらかいのは、私には食べにくいし甘すぎます!
翌日学校に持っていって日本人とかにあげたら、みなさんバクバク食べちゃって、あっという間になくなってしまいました。
日本という国では、まだナツメヤシって何?っていう感じですけど、ヨーロッパに行けば、お菓子に使われていたり、メジャーな部類に入ると思います。見つけたら是非一度食べて欲しいものです。けど、加工品よりは本物を!
ナツメヤシは結構酒の肴にいいみたいです。私はあんまり飲みませんけど。
ヤシと言えばココヤシときて、ココナツを連想する人が多いかもしれませんけど、ココヤシは熱帯の海の方にあって、ナツメヤシは沙漠のオアシスの方なんですよね。
木だって、形を見たら分かるんですよ。ナツメヤシの木は結構低めで、実が生ると枝がしなって枝垂(しだ)れます。ああ、写真が手元になくて残念です・・・
Aちゃんとレバノン料理店へ行きました。日頃ケチって昼はパンしか買わない彼女からしたら、サンドイッチの1.6DTはかなり奮発したといってもいいでしょう。普通のサンドイッチなら1DTで買えるんですから。
レバノン料理が初めてだった彼女、とりあえず「お肉が食べたい」と言って、目の前にあった鶏肉の煮込みをサンドイッチに入れてもらいました。さすがチュニジア料理と違って色が薄くて、赤い色が付いていませんでした。私は久々にカバブのサンドイッチを頼みました。
席について食べ始めると、彼女が文句を言い出しました。
「これ、鶏肉じゃない、食感が違う」
「レバーなんじゃないの?」
私はカバブにパクつきながら平然と言いました。でも彼女が「違う」と言い張って、何だろうと言い続けるので、
「じゃあ、あれじゃないの。ほら」
と、私は自分の頭をコツコツ叩きました。一瞬の間があって、彼女は「え〜〜?! これが?」と大きな声を出し、サンドイッチの中の白いものをつつきました。
「豆腐みたいって言うじゃない?」と私が言うと、彼女はひとつ唸って
「これ、豆腐だー」
と嫌そうに言い、それから
「カルチャーショックだぁ! 食べられないー」
と喚くように言います。
「なんで? 気持ち悪いっていったって、頭蓋に入って出てきたわけじゃあるまいし」
私は飽くまで平然としていました。だって、自分が頼んだ訳じゃないんですから。随分と余裕があります。
「他のレストランじゃ、頭蓋骨のお皿に入って出てきたって言ってたよ」
私がそんな話をしたのが余計に不味かったのか、彼女は「う、駄目。食べられない」と言って、サンドイッチの中からそれだけとりだして皿の上に並べました。なるほど、そうすると確かに脳の皺が見て取れます。
「やっぱし、あたまだー」
「なんで食べないの? そんなに不味い?」
見た目がグロかったら確かに嫌だけど、サンドイッチみたいに見えない物だったら、不味くなければ食べれると私は思うのです。それで「ちょっともらっていい?」とつまんでみました。たしかに、ゼラチンが固まってしまった鶏足の腱を思い出す柔らかさで、ぷにぷにして、あんまり気持ちのいいものではありませんでした。でも物は試し、口に入れて噛んでみました。
・・・・・・。ええ、ゼラチンの味です。食感が失敗したゼリーのゼラチンの塊ようで、でも弾力があるので、歯で噛んだら力が跳ね返ってくるんですね。食いちぎるのにもちょっと力が要る感じです。
で、味はともかく、その食感が慣れないのです。チュニジア料理で食べたのなら、ハリーサや他の香辛料で辛くなっていて、食感が多少微妙でも、もしかしたら誤魔化されたかもしれません。けど、レバノン料理の薄味だったので、直接「脳!」っていう感じがするのです。・・・というわけで、私も一口で止めました。
羊の頭というと、かなりの御馳走なんですけどねぇ。市場へ行くと、頭だけ売ってたりしますから。最初は気持ち悪かったのですけど、もうそれには慣れました。
結局Aちゃんは1.6DTという高い授業料を払うことになりました。サンドイッチにハリーサは付けてもらったんだけど、やっぱり薄味でしたし・・・。次に出会うときは一体どうなるんでしょうか。おいしい食べ方があったら、教えてほしいものですけど。
今日久々にツナ缶を買ってきました。袋(買い物するときは大抵黒い袋をくれるけど、今日は白だった)から缶を出し、何気に棚に置いて・・・。
あら? そのとき、何か違和感があったのです。何だろう、何かいつもと違う・・・。
ツナ缶と睨めっこして、気づきました。なんとその缶詰、プルトップがついていて開けやすくなっていたのです!
なーんだ、そんなことか。と、日本にいる皆さんは、そうでなくとも先進国にいる皆さんは、お思いになるかもしれません。
けど、でもですね、ここはチュニジアなのです。
プルタブのなんと便利なことかと思います。これはまだまん丸の缶だから便利さは分かりませんけど、これがオイルサーディンなんかの枕缶だったらどうしましょう。私は嬉しくなっちゃいます。
だって、チュニジアの缶切りといえば、手でキコキコやる缶切りじゃなくて、ハサミでちょいと挟んでおいてハンドルをくるくるしてやると缶切りが円を描いて回り、缶を開けてしまう・・という缶切りが主流なんです。私の家にあるのもそうです。けど、この缶切りってば、円の缶を切るのはいいけど、楕円とか枕缶には向いてないんです。ぜんっぜん切れなくて、オイルサーディンが食べたいのにぃぃぃと唸ったことが、一体何度あったことでしょう。
オイルサーディンの缶も、早くプルタブつかないかなー。今日、ツナ缶を見て、そんなことを思いました。
※2000年の記事です。
東の方へ行くと、ラマダーン中の菓子は「クナーファ」が多いようですけど、チュニジアは「グライバ」。
さて、これは何なんでしょう?
グライバは、ひよこ豆(エジプト豆)から作ったお菓子です。粉をひいて作ってあるので、食感は非常に滑らか。歯に当てるとほろっと崩れて、舌の上でとろけるていきます。親指ほどの大きさで、形は青竹を上からちょっと潰した感じ。色は、白っぽいのですが、他の豆を使うと緑色に濁っていたりします。甘さはそんなに多くありませんので、抵抗なく食べることができます。
ラマダーンの間に食べるお菓子は実は色々他にもあるんですけど、特別なのはどうもこれだけらしいです。 普通、グライバは各家庭で手作りして蓄えておくものなのだそうです。そして特別なときに出して食べるのだとか。 中流階級以下の家庭では特にそうだと思われます。珍しいお客があったときなどに、こっそり出していたりします。 ラマダーンになると、近所のパン屋さんのかまどはこのグライバを焼く人たちに貸し出されているようで、パン屋から大きなパレットに入ったグライバを担いで帰る女性を見ました。
ついでだから「クナーファ」の方の説明もしましょうか。
エジプトで言う「クナーファ」は、ココナツミルクを、熱した鉄板の上にほそーくほそーく垂らして、ココナツの糸を作り、それを蜜で固めてできたケーキです。中にいろいろな乾燥フルーツやナッツが入ります。甘いんですけど、ココナツのカリッとした歯触りがとてもおいしいケーキです。
「クナーファ」は国ごとにどうも違うものらしいので、今のところ私に分かるのはこのくらいです。
ラマダーン料理の話は機会があればまた。
ラマダーンのとき、何故かは私は知らないけど、ナツメヤシを食べる習慣がある。エジプトに行ったときはナツメヤシはそのまま水洗いして食べていたが、どうもチュニジアは違うらしい・・・
今日大家の家に行ったときの話だ。奥さんが台所で調理している間、珍しいことに、ヌール(一家の長・50代半ば以上)が何やら手伝っていた。ここの家は小さい息子がいるだけの3人家族だから、彼も人出に回るのか。
で、ヌールが一生懸命作っていたのは、ナツメヤシの種を取って、その中に適当に切ったバターを入れるというものだった。聞けば伝統的な食べ方なんだそうだが、中に入れるものが色々なのだとか。例えば何を入れるの?と訊いたら、アーモンドとかピスタチオを入れてくれた。
さてお味は・・・。濃厚なナツメヤシの甘さに(っていっても甘すぎないんだけど)塩気のないチュニジアバター。これが日本のバターだったりしたら凄く気持ち悪い代物なんだけど、つるんと口に入って、抵抗なく食べられた。確かにバターの油が舌に残るんだけど、ナツメヤシが甘いから、それをうまく緩和してる感じ・・。ナツメヤシの甘さにバターの味を加えただけ。うん、ほんとに味付けって感じ。他にどう言えばいいんだろう、料理漫画じゃないからな・・・
そういえば、Aちゃんが引っ越しする前、大家の家でナツメヤシにオリーブオイルを付けて食べたと言っていた。ナツメヤシと油というのは、親しまれている組み合わせなのかも知れない。
最近ビスケットをよく食べるんです。それもチョコサンドのもの。ラマダーンだからというのではなくて、寒くなると甘いものが恋しくなるんですよね。それでちまちまと買っては食べてるんですけど。
チュニジアは結構おいしいビスケットを作ってたりします。輸入物はやっぱり高いですから(エジプトものとかだと別ですが)、自然とチュニジア製に手が伸びます。それにチュニジアは結構新製品を出すんですよね。
今ビスケット業界で新製品といえば! 「このメーカー、フランスのなんじゃないの?」と思いながらも、しっかりメイド・イン・チュニジアでチュニジア価格、LUの「prince」シリーズです。ちょっとリッツっぽいビスケットにチョコが挟んであるんです。しかも、日本のと同じように、簡易オープナー(赤くて細いテープ)がついてる! このシリーズでは、ミニ・チョコサンドケーキが一番お気に入りです。
けど、ビスケットだったら、私はLUよりもRIMYの「Rallye」がお気に入りだったりします。こっちはチュニジアのメーカーだと思うんですけど、ビスケットがしっとりしてるんですよ。RIMYのキャラクターは猿のくせに、これはカンガルーが描いてある・・。
それで今日も何げに食べてたら、最後のひとつが、なんと3枚ワンセットの2段チョコになってました・・! こういうとこがチュニジアですねぇ。けどおいしいから許しちゃいましょう(笑)。
お値段は、princeが600m(1DT=1000ミリーム)弱で、Rallyeが500m弱。けど店によっては700mとかで売ってることも。スーパーに行って大体の値段を確かめてから安いとこを探すのがポイントですね(生活臭い話ですケド)。
たまにはこういうお話もどうですか。チュニジアが身近になってきました?
※2000年の記事です。
バスはゆっくり走るし、車は急ぎ足で運転は荒くなるし(見た目には変わらなくても、日頃運転してる人からすれば違うみたい)、お買い物時間は変わるし、授業時間も変わって、いやだなぁと思うことも多いラマダーン。けど、やっぱりいいことも多いのです。
ラマダーンといえば、日本の正月のようなもの。となると、もちろん各地方に散らばった親戚たちが一堂に会する。となると、各地の料理が勢揃いするわけです。テュニス(チュニス)にいては滅多に食べられない代物、地方によって違う味付け、これらを一つところで堪能できる、これこそラマダーンの醍醐味!
というわけで、お隣の大家の親族が持ってきたものをお裾分けしてもらった、幸福な私。
まずは、タタウィンなどの南部地方、ベルベル人のお菓子♪ 見た目がどこか、スイートポテトみたいなのですが、 「ガゼルの角」という名前を持っています。マクルードと同じく揚げてあって、外側の皮がからり、さくっとしています。 かりっと噛むと、中から香ばしいゴマの風味がいっぱいに広がります。中身までえいっと噛むと、口の中に大きなアーモンドが転がり込んできます。 それらが、砂糖と蜜でミックスされていて、何より歯触りがよい。甘いから多くは食べられないけれども、ゴマやナッツ好きの人なら病みつきになりそうなこのお味・・・。これも、現地に行かないと食べられないのです、普通なら! ああ、ラマダーンって素敵。
そして、大家の奥さん・ライラの姉妹の住んでる、テュニス(チュニス)から100キロ離れた地域で作られるという、ハラーラなるスープ。ライラのご家族が作ったからかどうなのか、辛さはほんのり、2種類のパスタ(細くて細切れのものと、平べったくて小さい正方形をしたもの)、空豆・グリンピース・インゲンと豆づくし、そして牛肉を小さく切ったものが入っていました。みなさんご存じないかも知れませんが、牛肉って短時間じゃ柔らかくならないんです。なんで日本の牛肉はあんなにすぐに柔らかくなるんでしょうね。使う部分が違うんでしょうか。血抜きの問題? とにかく、そのスープはコトコト長時間煮込まれた筈です。そのおかげで、牛肉も魚の身かと思ったくらいの柔らかさで、するっと喉の奥へ流れていくのです。テュニス(チュニス)の魚を出汁にした、菜っぱと粒状パスタのスープとは違ったお味が、なんとも美味でした。
チュニジア全土、一体どんな料理を皆さん食べてるんでしょうねぇ。あちこち食べ歩きをしたくなってしまいました。
ラマダーンって、家族みんなが出会い、団らんのひとときを過ごす、そういう意味ではとってもいいんですよ。ただ、不健康なだけで・・・
1月の日記にやたら出てきたので、質問の来る前に解説しておきます。
ローズ・ウォーターは、その名の通り、薔薇の水です。大量の薔薇を特別の鍋に入れて沸騰させ、エキスを蒸留水として摘出するのです。水と薔薇以外は一切使用しません。だから匂いは薔薇の濃縮版で、その水はお肌にも優しい自然の物、というわけです。薔薇だけではなく、オレンジとかレモン、ゼラニウム、水仙などなど、いろいろな花を使った物があり、総称してフラワー・ウォーターといいます(アラビア語でもフランス語でも)。でも日本語で「花水」って訳すと変なので、薔薇水と言います。
さて、この薔薇水、一体何に使うのでしょうか? 要は匂いの付いた水、ということなので、薄めて化粧水にするとか、バスタブに落としてみるとか、紅茶なんかに落としてみる・・なんて利用法があります。もちろん、そのまま薄めて飲む、という人もいますが、一番ポピュラーなのは夏によく出てくるデザートです。
季節の果物を小さく切って、薄めた薔薇水と砂糖を混ぜた物をかけて食べるのです。シンプルで、薔薇水の薄め具合を調節すれば、これが結構おいしいのです。入る果物にもよりますけど。
チュニジアのカフェやレストランなどで売られている苺ジュースも、これを使っています。砂糖と薄めた薔薇水と苺をジューサーなどにかけるだけ。苺がたっぷり入っていれば、ほんとにおいしいのです。
で、私も知り合いに自家製の薔薇水をもらったので、試してみました。簡単ですから、一瞬で出来ます。がーっ、と薔薇水を多く使うと、すンごい味になりました・・・(ToT;; とても飲めなくて、牛乳で薄めてやっと飲み尽くしました。作るときは薔薇水は薄く使うのがいいみたいです。使う薔薇水にもよりますが、薔薇の匂いはきついので、もっとあっさりした優しい香りの花のものを使う方がいいみたいです...(^^ゞ
春になると、チュニジアテュニジアの市場に水仙の花が並びます。けど、そこでバケツや鉢に入ったものを想像してはいけません。これは、沸騰させてしまうのですから、開ききらない花の部分だけが山のように荷車に積まれているのです。知らなければ何かと思ってしまいますよね・・・

チュニジアテュニジアに梅干しなんてあるの?! と思った方。違います、これは比喩です。梅干しなんてチュニジアテュニジアにありませんし、梅の花見もできません。
では、何のことか。ほら、あの大きさ、酸っぱくて、緑色のと黒光りの・・・
分かった方も、いらっしゃいますよね? そう、オリーブのことです。まるで漬け物か梅干しのごとくに、こちらの人はボリボリとオリーブの実を食べるんです。
でも、今回の主役は実ではありません。実じゃないとすると、そう、日本でもなじみ深くなりました、オリーブ油なんです。
日本にいると、特に私などは出身が和歌山ですから、風邪になったりすれば「梅干しがいいよ」と言われます。お腹の具合が悪くても、「梅肉エキスがいいよ」なんて言われたりします。チュニジアテュニジアでのオリーブはまさにこれ! 何でもござれの特効薬なのです。
風邪を引いたとしますよね、喉がイガイガして気持ち悪い。すると「オリーブ油を飲むといいよ」。付け加えて「蜂蜜も一緒にね」なんて言われたりします。
アラビア語の発音がうまくできない。喉の奥から絞り出すようにするのは、ちょっと困難です。すると「毎日オリーブを食べなきゃ。オリーブ油も飲むのよ!」。
・・・とにかく、オリーブは喉にいいらしい。
例えば、肌が乾燥して荒れているとしますよね、すると「オリーブ油を塗るといいよ」と、こうです。ええっ、あんなの塗るのー?と思いましたけど、よく考えたら肌に油を塗るというのはよくある話・・・。
そして、「えー、オリーブはあんまり好きじゃなーい・・・」と言おうものなら、「だから発音がうまくならないのよ」「健康にいいんだぞ」etc... そして、挙げ句の果てには
「ジャッキー・ションみたいに強くなれないぞ」
・・・ならなくていいです、ならなくて。
ともあれ、チュニジアテュニジア人の健康を握っているのは、このオリーブ・・・というお話でした。
これはチュニジアテュニジアでも日本でも作れそうなので、一つレシピを。但し薄味ですので、ご自分で調節して下さいね。
材料:
青ネギ、ツナ缶、マッシュルーム缶(しめじでも可)、カブ(大根でも可)、細麺(チュニジアテュニジア:No1の卵麺、日本:そうめん)、好みでレモン汁や海苔など
**醤油が必須です**
作り方:
パスタを茹でている間に、ネギを薄く薄く輪切りにし、水にさらしておきます。
カブを同じく薄切りの短冊にし、マッシュルームは適当に切ります。そこにツナを缶詰の油ごと適量加えます。
醤油を適量加え、ネギも一緒にして混ぜます。私は中国醤油と日本の物を混ぜて使いました。
*チュニジアテュニジアで作る場合、USA製の大豆なし醤油を使っても可です。この醤油、ポン酢やめんつゆを作るのに適しています。パスタに盛りつけて、お好みでレモン汁や海苔をかけてどうぞ。簡単に出来るので、お薦めです。でも、夏向きですね・・・(^^;;
味を濃くする場合のアドバイス:たれを作ります。だしと水と醤油を鍋で沸騰させてください。味の調節は、カブやネギの量、レモン汁などで。