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首都チュニスの歩き方

 チュニス(テュニス)は、事実上その名前を持つ地域が広くなっているにも拘わらず、実際的にはすごく狭いです。 とくに、旅行者にしてみたら狭いですって、ほんと。

 まず、チュニス(テュニス)の中心部からみていきましょう。 なんといってもメインストリート(特に観光者にとって)はハビブ・ブルギバ通りです。 メディナ(旧市街)の入り口・フランス門から伸びるフランス通りと、TGMのチュニス・マリン駅を結ぶ通りがそれです。

 以下に、観光省が発行している地図の部分を張り付けました。 この地図は、下図の右手、AVENUE HABIB BOURGUIBAに面したところに私がオレンジ色でマークしたのが見て取れると思いますが、 そこにあるインフォメーションで無料で手に入れることができます。 チュニス(テュニス)だけでなく地方のパンフや、メディナの案内図も手に入れることができます。 これは、フランス語・アラビア語の両方があるかと思います。

地図

 地図を手に入れたら、ブルギバ通りを歩いてみましょう。 まっすぐメディナの方に行くと、メディナの玄関口・フランス門(bab el-bhar)がありますが、 現在は工事も終わって、周辺がとてもきれいです。

 中央市場(下の青印)を見に行きましょう。フランス門を背に、右手斜め前方の道を進むと、すぐそこが市場です。 但し、入り口を探して下さい。中央市場は他のお店にぐるっと囲まれていて、開放的というわけではないのです。 ここには魚や肉・野菜だけでなく、兎や鶏が生きたまま売られていたり(うるさいです)、 香辛料やパスタ・チーズのお店もあったり、普通の食料品店(何でも屋)があります。 チュニジア(テュニジア)に住む日本人にとっては嬉しい「豚肉のお店」も、ここにあります(イスラム国なので基本的には売ってないのです)。 ここで売られている豚はチュニジア(テュニジア)で生産されたものだそうですが、 養豚場の人は「おれは豚を育ててるんだ」なんて大声じゃ言えないだろうな・・とか思ったりします。

 ここから駅が近いので、ついでに寄り道します。地図下方に黄緑色でマークされたところがありますね。 そこが「バルセロナ広場」です。「プラス・ドゥ・バルシャローヌ」もしくは「サーハ・エル・バルシャローナ」と言わないと 通じません。そこはメトロ(市電)・市内バスそして長距離電車の駅になっています。南の沙漠に向けて、 ここから出発するのも良いです。レザー・ルージュのあるメトラウィまで夜行列車で行く、というのも手ですね。 長距離バスはまた別の場所から出ています。

 チュニス(テュニス)へ来たら、まずカルタージュ(カルタゴ)へ行かなくちゃ! カルタージュ(英語読みでカルタゴ)へはTGMという電車が便利です。 駅は、ブルギバ通りをインフォメーションの方に戻った突き当たりになります。バルセロナ広場からメトロ1番に乗っても いいでしょう。駅名はテュニス・マリン駅。アラビア語ではトゥーニス・バハリーヤになります。 カルタージュまでは2等車で560ミリーム(2000年現在)です。まずはどこの駅で降りるか決めておきましょう。

 チュニス(テュニス)で次に行くとすれば、バルドー美術館かな。バルドーへはメトロ4番で行くのが便利です。 さきほどのバルセロナ広場からだと、一旦リピュブリック駅(地図中央の星印)で乗り換えになります。 リピュブリックから260ミリームで行けたと思います。メトロの料金は距離によって違うので、 行き先の駅名を告げるようにします。バルドー駅で降りると、すぐ手前に見えるのは国会の建物なので、 それを右手にたどりながら、裏門に回るようにします。裏門からまっすぐ国会の裏まで戻ると、そこに美術館があります。 リピュブリック駅のある広場は通称「パッサージュ」というので、帰りは「パッサージュまで」と言うとよいでしょう。

 チュニス(テュニス)に住む人には、この駅からまず米を買いに、アリアナのリビアンスークへ行ってもらいましょう。 メトロ2番の終点・アリアナ駅まで行きます。メトロの駅を降りたら、「スークはどこ?」と訊けばすぐに分かります。 米は5キロで3.5DT。冬にはエジプト産の新米(袋に年号が書いてあります)があるのでそれがお薦め。 春や夏になると虫がわいたり、石ころが混ざるので、最初に袋を開けチェックして、別の袋に移し替える必要があります。 面倒だけど、おいしく食べるにはこうしないとね。帰りは勿論、タクシーで帰りましょう。もしくはリュックに米を詰めて、 バスまたはメトロで帰りますか?

 チュニス(テュニス)で世界遺産に指定されているのがメディナです。ここは旅行者にとっては専ら土産物を買う場所です。 一番迷わない道は、フランス門から入り、左手のメインストリート(ザイトゥーナ通り)をまっすぐ進むコース。 この通りが土産物通りになっています。反対に右手のカスバ通りの方は民間スークです。 さて、ザイトゥーナ通りを直進すると、グラン・モスクであるザイトゥーナ・モスクにぶつかります。 これは、金曜以外の午前中のみ異教徒にも開放しています。もちろん入場料は取られますが、 レジデンスのIDを持っていれば無料です。

▲▲穴場のご紹介▲▲

 その昔、ザグアンからカルタージュ(英語読みでカルタゴ)のアントニヌスの浴場まで、世界最長・全長132キロのローマの水道橋がありました。 でもザグアン近郊では地中に埋まっているし、カルタージュ近郊でも見られません。 わかりやすいところではザグアンに行く途中で見られるだけですが、ルアージュで行くなら「止めて!」とは言えませんよね。

 そこで、穴場をご紹介します。バルドー美術館の帰りに、せいぜい30分も歩けば行けるところに、 100年ほど前まで使われていたというのがあります。ちょっと短いですけど、しっかり形を残しています。 メトロのバルドー駅から右手にあるハビブ・ブルギバ通りを直進し、突き当たりのこれまたハビブ・ブルギバ通りを右折すると、 そのうち見えてきます。そこからもう20分も歩けばメトロの駅がありますが、バスかタクシーで帰るのがいいでしょう。

 もしも、バルドーへは別に行って、この水道橋にだけタクシーで行きたいわ、という場合は、 タクシーの運転手に「バルドーの、ハビブ・ブルギバ通りへ行って」と頼むしかありません。 その場合、最初にバルドーと言わないと、間違ってチュニス(テュニス)市街地ののハビブ・ブルギバ通りに連れて行かれるので注意!

▲▲ダハダハ遊園地▲▲

 みんな「ダハダハ」って呼んでいますが、本当の名前は「Happy Land」です (アラビア語でもちゃんとhabii laandってかいてある)。
 なんか辺鄙なところにあるので、場所をちゃんと覚えてないのですが、   タクシーの運転手に「ダハダハ」または「Happy Land」といえば連れて行ってくれると思います。

 小さい子供向けの遊園地ですので、おもちゃの乗り物とか、トランポリンみたいにはねる部屋とか あんまり覚えてないですが、とりあえずさびれかかっていた気もします。でも敷地は結構あったんですよ。
 1997年度に留学していた先輩によると、ここにはまるで遠心分離機のような恐ろしいコーヒーカップがある、   ということでしたが、私が行った1999年には姿を消していました。でも、プリクラを見つけて撮りましたよ。

 なぜここが「ダハダハ」というのかというと、Happy Land内の通貨が(地域通貨っぽいですね)「ダハダハ」だからです。 つまり、「1ダハダハ」とか「10ダハダハ」というのがまかり通っているわけです。「ダハダハ」って何なんでしょう?

 そこで皆様にお願いです。もしチュニス(テュニス)で、このダハダハ情報を入手したら、ぜひにご報告ください。お待ちしています♪

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