5/3 今日は 友人二人が早起き。
とりあえず6:30に起きて、部屋で昨日のミニパイと日本から持参の非常食を食べてから、屋上へあがる。眺めはとてもいいし、朝の空気が清々しい。
〜朝のロードス。ペンション屋上から〜
それから、宿の近所にあったパン屋でパンを買い、その向かいにあったミニマーケットでヨーグルトを買って、ベンチで食べる。
〜ペンション入り口から。赤い花の下がパン屋〜
ギリシアのヨーグルトは日本ではありえない濃厚な味で、もちろん中東や他のヨーロッパでも食べたことがない。しかも、ボールに山積みにできるくらいの硬さをもっている。やわらかめのチーズとか、そんなかんじ。オーソドックスなヨーグルトは、「γιαούρτι με μέλιヤウルティ・メ・メーリ」(yogurt with honey)。ギリシアの蜂蜜はとことん濃くて微妙な苦味がある。私は甘ったるいのは苦手なので、友人二人みたいにたっぷりかけることができない。なので、市販で売られてるカップヨーグルトについてる蜂蜜は半分か三分の一くらいしか使えない。それをかけて、スプーンで「山を崩す」ように混ぜるのだ。
もちろん、他にも色々種類があって、ナッツや他のフルーツを入れたヨーグルト。市販のカップものでも十分においしい。もしこれが日本に持って帰れるのだったら、絶対持って帰りたかったもののひとつだ。私はそれほどヨーグルトが好き!という訳ではないけど、この味はハマる味だ。
おいしい朝ごはんに満足しつつ、町並みを見ながら本日の目的地へ向かうべく、バス停を探す。キオスクでバス停を訊いたら、おっちゃん英語はあんまりできなかったみたいで、結局Tがタクの運ちゃんに訊き直した。
〜早朝静かな広場に、青果売りの車〜
バス停(ターミナルっていうか…)にはバスが道に沿って縦に何台も並んでた。インフォではどのバスがどこへ行くとかダイヤとかを教えてくれるだけで、チケットは乗ってから買うみたい。バス停前でドーナツを買う。オレンジテイストでおいしかった〜^^ 9:00にバスが出て、ロードス・シティからリンドスへ向かう。
空港から来るときに通った道を途中まで辿り、山道を通ってどんどこ行く。リンドスは結構遠い。途中いくつかの町を経由する間にどんどん乗車する人が増えた。目の前はドイツ人っぽい。心地よい眠りと共に過ぎる。
〜アクロポリス〜
バスが到着したところは、バスが何台か停まれるくらいの広場になってて、周りには土産などを売るお店がいくつか。ガイドブックに書かれていたところとは違うところに降ろされたようだ。水を買うときに「アクロポリスは開いているのか」と訊いてみたら、わざわざお兄ちゃんは知り合いに電話をして聞いてくれ(本で読んだんだけど、ギリシア人ときたらやたら電話が好きらしい!)、「月曜日はいつも閉まってる」と教えてくれた。この日は月曜日。でも、せっかくだから入れなくても上まで上ってみよう!ってことになった。
その長距離バス停からは坂を下って海岸の方に行く道があって、アクロポリスへ行くにもその道を行く。で、坂の下まで乗せてくれる無料バスがあったんだけど、まだ動きそうもなかったので歩いて下りていった。
下まで下りたらバスがやってきた。なるほど、ガイドブックに書いてあった「バスの到着先」はここのことだわ、と思った。ちゃんと見上げたところにアクロポリスがある。でも、そこから先は道が狭くなってて、バスは通れそうもなかった。
〜途中にあった墓地〜
アクロポリスまで行くべく進んでいったら、またロバが。私とTは乗ったんだけどSが乗ってなかったので挑戦しようとしたんだけど、二人以上そろわないと出発しないっていう。仕方ないから私も一緒にまた乗ることに。Tがしっかりカメラ係。
サントリーニと違ってなだらかな坂で、足が塀にぶつかることもないし、途中の小径のかわいい家とか、眼下に海を見ながらぽっくりぽっくり進めるのが気持ちいい。・・・とか言ってたら、いや、ちょっと待て! ロバ暴走! ロバ使いのおじさん役に立たず、あっという間にTがロバの間に挟まれ転倒。って、石畳よ?! そのまま勢い余って私のロバがとSのロバが衝突。
〜アクロポリスまで5Eの看板と共に〜
「大丈夫?!」とりあえずそれしか言えず、起きあがってきたTに言う。私も鞍の間に右足を挟まれ結構痛かったので、それどころじゃない痛みを想像。だって、石畳よ? ロバに挟まれて、危うくロバの下敷きよ?!
私はおろおろしながらも、ちょっとだけ、Tが頑丈でよかった、と思いました(ごめん、T)。
もうロバについて写真なんか撮らないって(それは当然でしょう)怒ってるTが先へ進むと、もうすぐそこが終着点だった。ロバを降り、道なりに進むと、扉が開いてた。そこにはちゃんと、アクロポリス、月曜CLOSEDって書いてるのに。
〜門をくぐってからの階段〜
〜海を望む〜
リンドスのアクロポリスは小さくて、眺めは良かったけどやっぱり修復してたりして、私たちみたいに専門的でない観光客には見るものは少なかった。でも、ロバで登ってくる間にも町並みがかわいいところがあったので、そういう小径や、店を散策しながら下りていくことにした。
〜布屋はやっぱりクレタがよかった(泣)〜
いろいろお店はあったけど、食べるところはどこも高いなぁ。何を食べようか? 結局安そうなお店で、ギロのプレートを頼んで、3人でつっつく。クーラー効き過ぎで寒かった。まるで極暑のアラブなみ。
アイスを食べる〜って言って、私はピスタチオアイスを食べてみた。ギリシアだと、緑色のアイスは大抵ピスタチオみたいだね。なかなかおいしい。
それから、海を見に、みんなでビーチへ下りていった。欧米人がわらわらいる。陽射しきつそ〜。
〜小さなモデルちゃん発見(笑)〜
そこからまた、14:30のバスでロードスへ向けて帰った。バス停にはオランダから来たのっていう人もいてちょっとびっくりした。クレタはフランス人・スペイン人ばっかりだったので。
ロードスへ帰って、地図を頼りに旧市街を歩いた。
スレイマンモスクは開いてない。外から見ただけでボロボロなのが分かる。ハンマーム(トルコ・アラブ風の公衆共同浴場)は日曜日はお休みで、月水金は男、火木土は女専用で、11:00-18:00。とすると行くなら明日。私はハンマームが好きで、Tもそれを楽しみにしていたので。
〜海から見る騎士団長の館〜
騎士団長の宮殿も月曜日はお休み。とすると、博物館も? どこもかしこも、今日はお休み!
そうすると、港の方へ行きますか? じゃあ風車と、鹿の像を見に行こう。それからトルコ風マーケットとやらへ行ってみよう。…でも、全く持って現代風の見にマーケットが並んでいるだけで、しかもそのマーケットの中央にあったイスラム建築物は、すっかり荒れ果てていた。まぁ、キリスト教の国に来ればこんなもんなの? でも、スペインのイスラム建築はもっとキレイだったけどなぁ。
〜ロードス・港の風車〜
それから後はもう、晩ご飯を探してソクラテス通りを2往復くらいして、ああでもないこうでもない、ココは高い、と見比べて。結局ホテル近くのピタゴラス通りのタヴェルナ・コスタスで。コスタスっていうのはギリシア人で一番か二番目くらいに多い名前。
注文は、サガナキ、ジャジキ、ケフテゼス、カラマーキア、ドルマゼス。
サガナキは、ギリシアのフェタチーズを揚げたもの。濃厚なチーズとろ〜っとしておいしい。
ジャジキは、ヨーグルトと細かいキュウリを塩などの香辛料とみじん切りニンニクで和えたサラダ(っていうかディップにする)で、トルコやアラブどこででも見られる。でも、ギリシアのヨーグルトはここにしかないので、濃厚で少し堅めのヨーグルトをしっかり崩して混ぜてくれてるから食べよいし、くせになる味。
ケフテゼスは、肉団子。アラビア語でもケフタって言うから私とTは覚えやすかった。
カラマーキアはイカのフライで、食欲大魔神だけでなくSもかなりはまってた。歯ごたえがあっておいしい。
ドルマゼスは、たぶん、ドルマダキアっていうのが総称(想像だから定かでない)で、これのぶどうの葉バージョンのことをこういうんだと思う。ドルマダキアっていうのは、アラブでいうところのマハシーで、トルコ発祥の料理なんだけど、要はいろいろな野菜に、お肉とか野菜とかで作った混ぜご飯を詰め込んだり巻いたりした料理。一番有名なのが、このブドウの葉で巻いたやつ。私はアラブで色々マハシーを食べたけど「一番おいしいのはブドウの葉だよ」と言われ続けながら一度も食べたことがなかったのだ。酸味があって、しかもここのはチーズを乗せてオーブンで焼いてくれてたので、その味と相まってとてもおいしかった♪
〜私たちが食い荒らしたジャジキ〜
せっかくだから、って3人でグラスワインを一杯ずつ頼んだんだけど、みんな弱かったので、もうフラフラ。デザートにバクラヴァ(ピスタチオなどのナッツなどをパイ生地で挟んでシロップがけした、トルコ発祥のお菓子)を頼んだんだけど数がなくて、断ったら、結局サービスで残りの二つを持ってきてくれた。とても量が多くて3人で二つくらいがちょうどよかった。
三人が三人ともフラフラになりながら、近場で飲んでよかったねぇと宿に帰った。ちょっと歩けばほんとにすぐそこだった。見上げたらキレイに光る月が見えてたのを覚えてる。でも、そのあと部屋に帰ってすぐに、みんな倒れてしまった。
私はわりとさめるのが早いので、途中でむくりと起きあがって(11:30だった)、よれよれの字で日記を書き(だからこの日の後半の日記はほとんど書いてない)、みんなを一旦起こしてちゃんと寝てもらってから寝た、と思う。あんまりよく覚えてない…