ギリシア旅日記 メテオラ

メガロ・メテオロン

〜メガロ・メテオロン修道院〜

アナログ接続の人に優しくないページです、ごめんなさい

5/7 朝6:15起床。

 用意して、7:00すぎにごはんへ。バイキング形式。けっこう量があったけどヨーグルトがすごくおいしかった。今になると写真を撮らなかったのが悔やまれるくらい、大きなボウルに山積みになってたヨーグルトは見物だった。日本のヨーグルトじゃ山にならないもんね。Tはチェリージャムがたいへんお気に召したらしく、お土産に買う!!と息巻いていた。Sもはちみつを買うことを決めたようだ。でも私はギリシアの蜂蜜の味はきつくて苦手なので買わない。確かにチェリージャムはヨーグルトにとても合っておいしかったけど。

 8:15、ホテル前のバスに乗り込み、ファーストクラスのホテルの人たちを迎えに行って、そこからメテオラまで上っていく。

バスが上る道

〜こんな道を上ってきます〜

 バスがどんどん上っていくと、景色がどんどん変わっていく。というより、昨日遠くで見ていた景色の中に入っていく。それがなんか不思議な感じ。やわらかな岩の曲面と、そりたったそれの上に立っている赤い屋根の建物。絵本の中みたいな景色の中に自分も含まれてるて感じが、信じられない気がして。

やわらかに削られた岩

〜ここの地形、どうやってできたんだろうね〜

 さて、まず最初はヴァルラーム修道院。イコンとかがものすごく古いまま残っていて、できたばかりの金ぴかよりやっぱりキレイ。でも、古いところはもちろん写真を撮らせてもらえないので(光を当てると駄目だから)、見たい人は是非自分で行ってください。

ヴァルラーム修道院の新しい部分

〜ヴァルラーム修道院。ここは新しいところ〜

 中に入るには、女性は全員スカートでないと駄目。なので、入り口で借りて穿くんだけど勿論サイズなんて適当なのでブカブカ。ゴム式のは絶対ずり落ちてくるので、巻きスカートがあれば巻きのを選ぶことをオススメする。

 ここの天井ぎっしりに描かれたフレスコ画は、黒光りっていうんじゃないけど、黒みを帯びた中で存在感を増して、聖書とか聖者なんて分かりませんという私でも、どきっとするものがあった。見上げると圧巻。おかげであんまりママの解説を聞かなかった(−−;

鐘

〜鐘。どこを叩くかで音が違う〜

はためくギリシア国旗

〜はためくギリシア国旗〜

 一部博物館のように昔の衣装や器具なども展示してあった。土産を売る場所もちゃんとあって、香がたきしめられてた。

ヴァルラーム修道院の庭から

〜ヴァルラーム修道院の庭から〜

 次のステファノ修道院は尼僧院になってて、女性的な庭とかがさわやかだった。メインのなんとかは見れなかったし、内部も一部修復中で完全には見れなくて残念だった。
 ママが解説するには、シリアのマアルーラとかが同じような造りらしい。相棒Tがシリアに留学していた頃、私も遊びに行って一緒にマアルーラを訪れたことがある。あそこの景色がキレイだったことか、崖のようなところにあった教会?(じゃなくて修道院だっけ?)とか桜と犬を覚えてるんだけど…。比較の写真ってどっかにあったかなぁ…

ステファノ修道院

〜ステファノ修道院。中から見るとこんな感じ〜

 ここの土産物はヴァルラームと違って、インセンスとかもちゃんとケース入りになっててかわいかった。やっぱり土産物は尼僧院で買う方がいいのか、しまったなぁ(ヴァルラームで香を買ってしまった)。木彫りのクロスを3人おそろいで買う。

カランバカの町を見下ろす

〜カランバカの町を見下ろす〜

 ステファノの庭からは、カランバカの町がしっかり見下ろせた。ホテルの場所までちゃんと分かる。↑上の写真で言うと、町の左外れ、上の方がエコノミークラスが泊まったホテルで、通りを挟んで下の方がファーストクラスの方々が泊まったところ。ね、とってもわかりやすく、よく見える。

 メガロ・メテオロン修道院へは、さすがに115段の階段はこんなツアーでは上らないらしく、行かなかった。なんでーなんでー、とSがずっと文句を言っていたけれど、それは仕方がない。自力でここまで来るにはお金がかかるからツアーで来るより外なかったんだから。

ママと学生さん

〜タートルズ?ママ〜

 それからバスに乗って、寝た。昨日見たコウノトリの巣のある教会も、だちょうも、すっかり忘れてて見なかった。

 気持ちよ〜く寝てたんだけど、はたと起きたら、しまったー、むっちゃトイレに行きたい! そこから1時間、日本に残してきたいろんな考え事しながらひたすら我慢して、ようやくラミアに到着。行きも休憩したところだ。

 ごはんは、ムサカと、酢とオリーブオイル漬けの小さい魚のマリネ、トマトとピーマンのマハシー。やっぱりこんなところで食べても味は落ちるし、油がイマイチかな。食欲大魔神Tは「ふつう」とコメント。Sはその上更にヨーグルトを食べる。

 それから念のためもう一回トイレに行って、バスに乗り込んだらまた寝る。ママが、テルモピレーに行く、と行った。寝ぼけた頭で考える。テルモピレーって、海戦? サラミスの海戦の前後だった気がするから、ペルシア戦争だっけ? 覚えてなーい。レオニダスが、スパルタがどうとママが解説していたけど、イマイチ分からない。スパルタってことはペロポネソス戦争? でもこんな場所だっけ? いや、やっぱりペルシア戦争な気がする。サラミスの海戦とセットで覚えたもん(←世界史得意だった)。

テルモピレーの記念碑

テルモピレーの記念碑〜

 ハイウェイのすぐ隣に記念碑と像が建っていた。あの像がきっとレオニダスだ。

レオニダス

〜スパルタ王・レオニダス〜

 ちなみに、このとき私が一生懸命頭の中で思い出したように、テルモピレーの海戦はペルシア戦争の戦いで間違いなかったです(自信をなくしちゃいけませんね)。ここでスパルタの王・レオニダスが命を張ってペルシアを引き留め時間を稼いだことが後のサラミスの海戦での勝利につながったという、歴史的な戦いな訳です。スパルタ軍は隘路の断崖という地形を利用して数十倍の敵を相手に奮闘したが、内通者が出たことで背後をとられ300人が全滅した壮絶な戦いだったそうです。興味ある人は調べてみてください。かなり壮絶なドラマです。

 ママがトルコ系フランス人の学生さんにひたすら話をしながら、住所交換してた。ママ、ナンパか?! 

 それからさらに寝て、ふと起きたら隣のカナダ人のおっちゃんがママに、トイレに行きたいと言ったところだった。そうそう、ママったら2時間ごとにトイレ休憩とかとってくれないんだもん。いいかんじの時間だ、おっちゃんナイス!

 ママはすぐに運転手に頼み、そのあと電話をフランス人兄ちゃんのとこに持ってきて「私の友達、トルコ語を喋るの」と彼に話をさせる(ーー;
 「いつまでここにいるの?」「あと一日」「まぁ残念!」よっぽどお気に召したようだ。

 「5分ほどしたらトイレ休憩します」とママがアナウンスし、ほぼ全員がぞろぞろ下りた。トイレでママは「一人が出たらみんながトイレに行くなんて!」と愚痴ってたから、おっちゃんが言わなきゃノンストップでアテネまで行くつもりだったらしい。3時間でもつらいのに、4−5時間は勘弁してほしい。

 そろそろアテネに近づいたなーという頃、渋滞に入り、50分たってもほとんど景色が変わらない。同じ建物がずっと見えている。待っている途中、EUROMEDとかいう車、たぶん救急車が追い抜いていった。事故?
 おっちゃんたちがさっきトイレに行っといてよかった−と話している。ほんとだ、おっちゃん凄いぞ。

 ママは途中下車するらしい。渋滞を抜けた頃、いつの間にかいなくなり、とたんに車内が寒くなった。今まで私たちが寒い寒いと訴えていたので、ママが運転手に言ってエアコンの温度を上げさせていたのだ。だからってママが去ったらすぐ下げるか! 寒いっちゅうねん!
 しかも、ギリシア人は電話好きっていう情報は本のコラムで知っていたけど、だからって仕事中のバスの運転手が何回も電話に出てるっていうのはどうなの?!

 アテネに入ってからもすごい渋滞で、遠い人から降ろしていき、私たちがシンタグマ広場で降りれたのは、アテネ着から30-40分後だった。

苺とバナナの屋台

〜苺とバナナの屋台〜

 郵便局に入って、オリンピック切手を買う。私は海外旅行をすると必ず切手を買うんだけど、今年はやっぱりオリンピック記念切手でなきゃと思っていたので。でもバラ売りがほとんどなくて、それ以外は冊子買いで、仕方がないからキャラクターもの(アシーナちゃんとフィボスくん)の切手を1シートだけ買った。ここで両替もすませた。

 直後、客引きに声をかけられ、3人で45ユーロというから私が見に行こうと言ってついていった。Sが不安げな表情でずっと「ガイドブックに、客引きは違法なんだって書いてたよ」って言っていたけど、でもこういうのって行かない限りは分からない。でも、近いっていったのにシンタグマから凄く歩くし、暗そうだし、ドミ用の部屋で長距離滞在にはよさげなキッチンもついてたけど、必要ないし、お湯もすぐ出なさそうだったし、一見しただけで却下して去ってきた。たまに当たりもあったりするんだけど、なかなかねぇ。

 ホテル・キモンに入ったら、なんか凄くキレイでどうも改装したっぽい。やっぱりオリンピック効果? 値段を聞いたらトリプルが80ユーロ! 歩き方からかなり値上がりしてそう。60ユーロが希望だっていたら、70ユーロまでするから一回部屋を見て、と言われる。結構キレイ。シンタグマからわりと近くて場所いいし、でもシャワー付きの部屋。シャワーなしの部屋はないらしい。65ユーロになるなら泊まるけど、駄目ならこの間のユースに戻ろうっていって、結局去ろうとしたら、お姉ちゃんが観念して65ユーロでいいって。わーい、朝食ついてないけど、いいよね?

部屋

〜奥の扉はシャワー室へ〜

 晩を食べに出て、DELFIへ行く。店の前にアジア人がたまってて、英語で「並んでるんですか?」と訊いたんだけど、実は日本人だった。ありゃりゃ。
 ミートボールの煮込みが食べたかったんだけど(フィラで食べたメニューで凄くおいしかったから)なくって、ソースものがほしいといって、トマト煮込み、野菜アラカルト、ムサカを頼む。ムサカはソースが少ないしナスばっかり(Sはナス嫌い)。やっぱりクレタで食べたやつが一番おいしかった。私の食べたとこだけナスが固かったとしても。野菜アラカルトは私にはちょっとイマイチなお味でした。

 デザートにヨーグルトが食べたかったんだけど品切れで諦めて、結局、先に何時に閉まるかチェックしておいたスーパーへ行って買った。

 ホテルに帰ったら、さっきはいなかったオーナーがいて、どうも英語はできないみたいで、軽く挨拶だけして部屋に戻ろうとしたら、私の後をついてきていたSが悲鳴を上げた。
 な、何事?! と思って階段を下りていったら、歓喜の声をあげただけのようだった... Sは爬虫類が好きなのだ。そこには、緑のとかげっぽい生き物が水槽の中で動いていた。
 「イグアナ〜♪」と目を輝かす彼女を見て、オーナーが水槽からイグアナを出した。名前を教えてくれたけど忘れてしまった。

  オーナーとイグアナ

〜オーナーとイグアナ〜

 それから屋上に上がってライトアップされたパルテノン神殿を見た。すぐ下のカフェニオンからは、遅くまで歌が聞こえてきていた。もう明日が最後の一日。これが最後のギリシアの夜だ…

夜のカフェニオン

〜夜のカフェニオン〜

5/8へ続く

本日のお買い物

〜参考程度〜

1.50E
木彫りのクロス(ペンダントトップ) 3.00E
昼(ムサカ+マリネ+マハシー) 13.30E
切手 5.35E
晩(チップ別) 26.50E
ヨーグルト3+水 4.50E
宿代1泊(3人) 65.00E