10/4の記録


 今朝は宿泊先のスリーマからフェリー(大人35c)で首都・ヴァレッタへ。海の方から来たんで、この門は最初に通った訳ではないんですけど......

ヴァレッタの玄関口

 ちょうどバスターミナルのある位置から撮りました。この門をくぐれば、小さな首都ヴァレッタです。門をくぐった右手にインフォメーションがあります。この真正面に続くのがメインストリートのリパブリック通り。でもこれも広くなくて、こじんまりしたマルタを感じさせます。この門の前に置かれてある金色の岩は、今回の展示物らしいです。

やっぱりマルタへ来たら騎士団関係の建物がとても多いので、まずはここへ。

聖ヨハネ大聖堂

 これはマルタ騎士団が建てたもので、床は騎士団員の墓標になっており、その名の持ち主がその下に埋葬されています。骸骨をモチーフにしたものが多く見られるのには驚かされます。マルタの十字架が表す8つの言語ごとに礼拝堂が設けられていて、それもそれぞれ特色を持っています。この天井画はマティア・プレッティというイタリア人画家によるもので、彼はこの教会堂内に埋葬されているそうです。
 入場にお金は要りませんが、お布施用の箱が置いてあります。写真はフラッシュ禁止。

 

カラバッジョの
「聖ヒエロニムス」

聖ヨハネ大聖堂に付属している美術館で見ることが出来ます。この美術館は大人1Lmですが、国際学生証で無料で入れます。イタリア人画家・カラバッジョの作品や、騎士団時代の法服・タペストリーなどの宝物が見られます。いや、美術に興味がなくとも、この絵はすごいなと思いますよ。

途中お茶なんかしながら、のんびりヴァレッタの町を歩きました。

騎士団長の宮殿

 これも大人1Lm、国際学生証で無料になりました。リッチな生活が偲べます。私は見るだけで満足でしたケド。ここはアーミー博物館が併設されています。いろんな体格の騎士の鎧を見たり、実用的なのかそうでないのか謎な兜を見たり、結構楽しめました。丸い大きな石が大砲の横に積んであったのですが、どうやっても大砲に入らない大きさなんです。あれは一体何だったのでしょう。

 あと、国立考古学博物館も行ったのですが、あそこは撮影禁止なので写真はありません。とっても展示物が少ないのにやっぱり入場料は大人1Lmで、国際学生証で無料。でも、マルタの古代遺跡から出土した珍しい石像などが見られます。Sleeping Ladyなどは必見かも。

 あとは騎士団の言語グループごとに作られた宿舎(オーベルジュ)の建物をさらりと見学。郵便局もオーベルジュなので、ついでに切手を買い込みましょう。

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